ソウル宣言の会
「より良き世界を夢見て境界を越え協力と連帯を追求するグローバル社会的
経済の集い」(ソウル宣言の会)への賛同者・賛同団体になることのお願い
2014年 月 日
みなさまへ
『ソウル宣言の会』代表 若森 資朗
(パルシステム生活協同組合連合会前理事長)
『明治大学日欧社会的企業比較研究センター』代表 中川雄一郎
(明治大学政治経済部教授)
「より良き世界を夢見て境界を越え協力と連帯を追求するグローバル社会的経済の集い」への賛同者・賛同団体になることのお願い
今年11月17~19日に韓国・ソウルにおいて「グローバル社会的経済協議体創立総会及び記念フォーラム2014(以下GSEF2014)」が開かれます。これはグローバリゼーションの弊害による格差社会の進行や、農林水産業の衰微などを、人々の社会連帯経済の創造と世界的な連帯によって希望に満ちた未来に反転させようとする画期的な集会です。私たちはこれに呼応して集い、交流し、連帯関係をつくるために『ソウル宣言の会』をつくりました。
この会の目的は「ソウル宣言」を素材にして経験を交流し、大いに論議し、次のイベントを成功させることです。(「ソウル宣言」全文はこちら)
★プレ・フォーラム「日本からソウル宣言に応えて、新たな協働の発見」を成功させること
今年11月2日(日)に明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー・ホールにおいて、
「明治大学日欧社会的経済比較研究センター」と「ソウル宣言の会」の共催によるGSEF2014“プレ・フォーラム”を開催いたします。
これは11月17~19日に韓国・ソウルで開かれるGSEF2014に呼応して地方政府(自治体)と社会的連帯経済を追求する農・森林・漁協、生協、信金など協同組合の人々やNPO、労働組合、市民団体、社会的企業、研究者たちが協力して解決の道を切り拓こうという、昨年のフォーラムで採択された『ソウル宣言』を日本の経験と研究成果を持ち寄り共有して更に一歩前進させようとするものです。
プレ・フォーラムにはソウル市当局の代表や、民間組織の代表も参加します。また、東北や関西など各地域、生協や農協、信用金庫、労働組合などの代表、彼等を後押しする自治体の代表など多様な方々に登壇して頂き、非常に興味深いプログラムを準備して、協力と連帯の場に致します。
★韓国・ソウルの『GSEF2014』を成功させること
11月17~19日に開かれるソウルのGSEF2014に出来るだけ大勢の人々が参加して世界の仲間と経験を共有し、連帯関係を強めます。昨年のソウルにおけるGSEF2013には、協同組合の先進都市と云われるカナダのケベック市、イタリアのボローニャ市、フィリッピンのケソン市の市長や副市長も参加し、画期的な意義のある「ソウル宣言」を採択しました。今年は6月4日に韓国の統一地方選挙があり、この運動の推進力になっていた朴元淳市長が再選されました。
アジアの国家同士が対立関係を深める中にあって、市民社会同士が共に連帯して公正・公平で平和な関係を作ることは特に重要です。
帰国後にはこの経験と論議をまとめて共有する努力をします。
★全国協同集会に連帯する
11月22~23日に福岡市において2000人規模の全国協同集会が開かれます。ここでも韓国・ソウルの「GSEF2014」の経験を共有する努力が行われます。これに連帯して労働者協同組合を初めとする様々な団体、グループのネットワークを創ります。
★全国各地で報告と連帯の集いを持つ
11月2日のプレ・フォーラムから、ソウルのフォーラム、福岡市の集会、全国各地の集いを通じて、私たちは縦割り社会の中の孤立分断の状態を脱却して農山漁村も中小都市も大都市も連携していきます。農協も生協もNPOも、大小さまざまな社会を良くする希望を持って活動する人々の連帯の輪に広げます。またこれらをバックアップする地方自治体(地方政府)同士が協力関係を深め、政策の進化・発展をはかっていきます。
こうしてグローバリゼーションによる弊害を社会連帯経済と自治体によって市民の力で克服する道を探っていきます。このことは困難でも価値ある努力です。
これには信頼関係に基ずく多大な智慧・努力・資金・ボランティアが必要です。
★賛同者・賛同団体になって下さい。
個人、団体、法人の皆様は賛同者・賛同者になって下さい。資金の提供だけでなく、ボランティアの事務局の人手が必要です。英語・韓国語・フランス語の翻訳や通訳が必要です。経験(報告書や議案書、パンフレット、書籍等)の集積が必要です。報告する人、各地の集いのコーディネーターが必要です。
各団体や活動分野の垣根を少し低くして、この機会に横の関係づくりに踏み出しましょう。
若し、皆様の同意が集まり力となるなら、希望に満ちた未来を拓く歴史的な一歩になる可能性を秘めていると信じています。
連絡先:日本・ソウル宣言の会
事務局住所:〒164-0001東京都中野区中野2-23-1ニューグリーンビル301号
電話:03-6382-7605 FAX:03-6382-6538
E-mail:seoulsengen@gmail.com URL:http://www.seoulsengen.jp
代表:若森資朗(Mr. Wakamori Shirou) palshiro@mbi.nifty.com
コーディネーター:丸山茂樹(Mr. Maruyama Shigeki)
greenlife.m.shigeki@jcom.home.ne.jp
事務局:井上良一(Mr. Inoue Ryoichi) pwd3g7m24m@ma.point.ne.jp